なぜか悩む、なぞのプレッシャー

私たちは、初対面の人と会ったり、慣れていない場所に行ったりした際、なぜか悩みなぞのプレッシャーを感じてしまいます。(下記「最高の体調」参照P128~)

それはなぜかというと、もともと私たちの脳が見知らぬ他人とうまく人間関係を作れるように設計されていないからです。

人類は数百万年前から小さな集団のなかだけで生きていました。まったくの他人と交流することは滅多になく、周囲には家族か人見知りしか存在しません。

このような状況で必要なのは、内側に向けた対人スキルだけです。家族や友人のように自分に好意をもっている相手との仲さえ深めれば良く、それ以外のコミュニケーションは基本的に不要です。つまり、私たちの頭にはそもそも、外向きのコミュニケーション回路が備わっていません。

いっぽう人口の流動性が高まった現代では、外部との交流は日常的で、仕事場で毎日のように初対面の相手と会話したり、知らない人だらけの飲み会に参加したりと誰もが外部のコミュニティに出て行くことを余儀なくされます。

それなのに、私たちの頭には外向きのコミュニケーション回路が内蔵されていないため、本来は内向き用に作られたスキルセットだけで赤の他人と付き合っていかなければならないのです。これも、現代人を苦しめる遺伝のミスマッチのひとつです。

親密な人間関係を築くには、長い時間をかけ、同じ行動をすることで絆を深め、相手に利益になるようなことを与えることをしなければ、より良い人間関係は気づけません。

 

 

このように本に書かれていてまさにその通りだなと感じます。

私の場合は初対面の人と会ったり、慣れない場所に行って人と接するとき、うまくできないといつも自分を責めてしまいます。自分に対してなぜか責めてしまうんですよね。

セルフコンパッション能力(ありのままの自分を認める能力)を高めることが大切だと痛感します。

できなくてもいいよ完璧な人間なんてこの世にいないんだから。

自分自身が自分のことを一番愛して、一番の味方であり続けないとね。

わかりやすい人(予測しやすい人)になる。うまく話せない人だ、うまくできない人だと思われて、周りに認知させて、一貫性を持たせることによって、安心感を与え、信用される。このようなpredictableな人を目指す。